独学で取れる料理の資格で主婦に人気の役に立つ資格「家庭料理技能検定」とは!食生活アドバイザーと料理検定との違いは?

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結婚して家族のために毎日料理を作るようになると料理が上手になりたいと思いますよね。



料理上手になったら料理の時間も短縮されるし、家族においしい料理も食べさせてあげられます。



そこで気になるのが、料理の資格で主婦に役立つ資格がないかな?ってことですよね。


あります!それが…

家庭料理技能検定

この「家庭料理技能検定ってどんな資格なの?なんで主婦におすすめなの?」ってことを紹介していきます。



さらに同じ食の民間資格でもあるこのサイトでおすすめしている「食生活アドバイザー」。



「家庭料理技能検定」と「食生活アドバイザー」の違いも紹介していきます。



更に「家庭料理技能検定」と名前がかなり似ている「料理検定」との違いもあわせて紹介していきますよ。

もくじ

独学で取れる料理の資格で主婦に人気の役立つ資格「家庭料理技能検定」がおすすめな理由

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今や食の資格は100を超えるほどに多くの種類があります。通信講座で自宅でレポートを提出すれば取れる資格もありますし「野菜ソムリエ」などのように何かに特化した資格もあります。



また子供の食育と基本的な食の知識を幅広く学ぶ「食育アドバイザー」など、他にも数多くの食の資格があります。



そんな数ある食の資格の中で、なぜ毎日の料理作りに役立つ資格として「家庭料理技能検定」を主婦におすすめするのか?

家庭料理技能検定(料検)とは?

家庭料理技能検定(料検)とは学校法人香川栄養学園が主催する検定試験です。香川栄養学園とは「栄養士」「管理栄養士」の養成学校です。

毎日家庭で作る料理について、正しい食の知識を身につけることができ、調理技術の向上も目指します。



数ある食の資格の中でも、より実践的な内容と技術を学ぶ資格といえるでしょう。



民間資格なので受験料を支払い・試験会場へ行くことができれば小学生でも受けることができます。



1級の取得により料理教室が開けるレベルの知識と調理技術が身につくため「指導者の立場」に立つことも可能です。

家庭料理技能検定の試験概要

受験資格
  • 準1級~5級:制限なし
  • 1級:準1級の合格者
合格基準

各級6割以上

家庭料理技能検定はレベルは「5級・4級・3級・2級・準1級・1級」の6段階に分かれます。


5級と4級はオンライン試験のみ。


3級以上から一次試験(CBT試験)二次試験(実技試験)の二部構成となります。
※CBT試験とは、指定の試験会場にてパソコンを利用して試験を受ける方式のことです。

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検定料難易度出題形式出題数受験形式試験日
5級2,000円小学生程度二肢択一試験60問45分オンライン受験1回目:6月、2回目:10月
4級3,000円中学生程度二肢択一試験50問45分オンライン受験1回目:6月、2回目:10月
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検定料難易度出題形式出題数受験形式試験日
3級4,800円高校生~大学1年生程度三肢択一60問 45分会場にてPC受験1回目:6月、2回目:10月
2級5,800円食物系大学1~2年生程度三肢択一60問 45分会場にてPC受験1回目:6月、2回目:10月
準1級6,800円食物系大学2年生程度四肢択一60問 60分会場にてPC受験6月
1級7,800円食物系大学卒業程度四肢択一60問 60分会場にてPC受験6月
CBT受験の概要

二次試験の出題形式(実技)

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実技内容実技試験時間
3級 基礎技術出題する問題(1問)を事前公表3分
3級 調理技術出題する問題(1問)を事前公表10分
2級 基礎技術事前公表問題(2問)から1問出題する3分、8分
2級 調理技術事前に公表する問題(2問)から1問出題15分
準1級 基礎技術事前公表問題(3問)から2問出題する8分、8分、10分
準1級 調理技術事前に公表する問題(3問)から1問出題
併せて献立(料理名)、使用した材料・調味料を記録用紙に記入し提出
60分
1級 調理技術事前公表問題(3問)から1問出題
併せて献立(料理名)、使用した材料・調味料を記録用紙に記入し提出
80分

家庭料理技能検定のメリットと特徴

家庭料理技能検定がおすすめの理由(メリット・特徴)を紹介していきます。

「家庭料理技能検定」は小学生・中学生の食育にもなる

「家庭料理技能検定」には筆記試験のレベルが5級から1級まであります。



5級は小学生・4級は中学生・3級は高校生以上へ受験をおすすめしていることもあり、子供への食事(食育)を学びたい方へもおすすめできます。



食育というと親が学んで子供により良い食事を提供するという考えが基本です。



しかし、資格を通して子供自身に食事の大切さを考えてもらう・学んでもらうという食育もあります。



また子供と一緒の目線に立ち親も食事について学ぶスタイルにも適しています。



学習は基礎を固めながら段階的に学ぶことができるので、1冊にあれもこれもと詰め込んだ内容ではなくじっくりと食の基礎知識を学ぶことができます。



テキストは実践的で使える内容が多いのも特徴です。

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実技試験があることで料理上手になれる

「家庭料理技能検定」の最大の特徴であり、メリットは、筆記試験だけでなく、実技試験もあるということです。



料理を上手になりたいと思って、基礎の料理本を1冊買ったはいいけどペラペラ見ただけで本棚に眠っている経験をされていないですか?(管理人がその一人ですが…)



料理学校ではないので具体的なテクニックを教えてもらえる訳ではありません。



しかし、家庭料理技能検定サイトに実技試験の課題となる事前問題合格ポイントが公表されています。



この事前問題を見て、合格ポイントにクリアできるように練習することだけでも料理テクニックの向上につながります。



料理本で料理の基本テクニックを身に着けたい場合は、評価の良いこちらの本がおすすめ!!

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実技試験の例題


出典:家庭料理技能検定公式サイト

漠然と「料理上手になりたい」と思っているのと、課題という目標がはっきりしているものを習得しようと思っているのは雲泥の差です。


家庭料理技能検定の公式サイトには、3級・2級・準1級・1級の実技試験の課題と合格基準ポイントが掲載されています。


試験を受けずとも合格基準ポイントに沿って料理ができるように意識するだけでも料理テクニックは向上するでしょう。


家庭料理技能検定に興味がある方はサイトをチェックしてみて下さい。

家庭料理技能検定サイトの受験案内

家庭料理技能検定のデメリット

料理を上手になりたいと願う主婦にとって、資格内容や料理の技術向上におすすめの資格ですが…もちろんデメリットもあります。



私が感じたデメリットはコレにつきます。

合格までに手間がかかる

主婦の方の中には子育てしながら・仕事をしながら家事をこなし毎日やることが多くあります。



そんな中、3級以上の受験は一次試験(筆記試験)と二次試験(実技試験)と受験するために、二回も試験会場へ足を運ぶことを考えると「面倒だな」と二の足を踏むことに。



「家庭料理技能検定」は生活に役立つ内容ですし実技も基本テクニックを向上させることができる実践的な資格です。


ですが合格までの手間がかかる(知識習得のための勉強や技術向上を目指した練習は無駄にはなりませんが…)ことが最大のデメリットといえます。


料理はうまくなりたいけど、そんなに手間はかけられない。


料理のことだけでなく、まずは食の知識を手軽に幅広く学びたいという方におすすめなのが、このサイトで推奨している「食生活アドバイザー」です。


「食生活アドバイザー」とはどんな資格なの?気になる方はコチラの記事を参考にしてください。

食生活アドバイザーと家庭料理技能検定の違い

料理に特化した知識を学ぶか食にまつわる幅広い知識を学ぶかの違い

家庭料理技能検定 = 主に料理を作るために必要な知識を学ぶ。実技試験がある。


食生活アドバイザー = 料理・食のマーケット・食文化など食にまつわる幅広い知識を学ぶ。実技試験がない。


よって料理上手になりたい!と思うなら「家庭料理技能検定」をおすすめします。

食生活アドバイザーをおすすめする人

食についての幅広い知識(教養)を手軽に学びたい人

食生活アドバイザーは栄養・食品表示・日本を中心とする食文化・食のマーケットの知識などを幅広く学びます。


試験も「3級・2級」の2つのレベルで、実技試験もなく、大型の書店であればテキストもあるため勉強も取り組みやすいです。実技試験もありません。


食の流通マーケットなど、スーパーや調理場で働くため必要な基本的な知識も身につくので、食の業界で働きたいという方にもおすすめします。

家庭料理技能検定と料理検定の違い

料理の基礎知識と技術の向上を時間をかけて学ぶか、料理の知識を手軽に学ぶか

主に料理に特化した知識を学ぶという点では似ています。



家庭料理技能検定は香川栄養学園が主催。文部科学省・農林水産省・厚生労働省などの後援。実技試験あり。



「家庭料理技能検定」の方が、実技試験もあり基礎知識も段階的に学ぶことができ毎日の料理作りに役立つ料理に特化した内容。



昭和62年に文部省認定の資格となり長い歴史を持つ資格でもあります。内容は栄養学・食育・調理技術を含む内容でレベルが上がるごとに難しさもあります。



「料理検定」に比べるとしっかりした内容のため、その分レベルが上がるごとに学習に時間がかかります。



料理検定は辻調理師・辻製菓専門学校が主催。実技試験なし。



料理検定2級以上の合格者には、辻調理師専門学校の入学への奨学金制度があります(なお「料理検定2級以上合格者」かつ「特待生奨学金選考試験にて成績が優秀」により特待生として入学した者)が奨学金制度の対象。



「料理検定」も料理に特化した内容です。料理も和・洋・中と幅広い知識を扱うもので、調理師専門学校が主催しているだけあり、食材や調理法・器具の扱い・栄養学・食の雑学を学ぶことができます。



知識(暗記)を中心とした資格なので「家庭料理技能検定」より気軽で取り組みやすい資格だと感じます。実技試験はなく、主に知識をつける目的が大きいです。



履歴書に記載したい・料理の知識だけでなく技術も向上したいのであれば、実技試験もあり文部省後援で歴史の長い「家庭料理技能検定」をおすすめします。

ただ試験会場の場所や資格取得費用など受験の受けやすさも資格を受けるための重要な条件です。どちらも興味があるかたは公式サイトをチェックしてみましょう!!



料理学校にはいけないけど、料理の知識だけでなく実技テクニックをつけたい方
家庭料理技能検定の公式サイト


辻調理師専門学校の入学に興味があり、料理に関する知識を学びたい方
料理検定の公式サイト

まとめ

数ある食の資格の中から主婦におすすめな料理の資格について紹介してきました。


食の資格は他にもたくさんあります。


どの資格であっても、食の資格は普段の生活で活かせる知識が多いため、資格をとって無駄になることはありません。


書店でテキストを立ち読みするなど、気になる資格があったらぜひアクションを起こしてみましょう。



あなたの参考になれば幸いです。

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